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大阪の第三者評価機関の選び方 | 比較すべき点と注意点は?

保育所や認定こども園、小規模保育事業所では、「第三者評価」が努力義務として位置づけられています。第三者評価は施設運営の透明性や質の向上を支える重要な取り組みとなっており、大阪でも積極的に受審が進められています。

大阪府・大阪市ならではの手厚い補助金・加算制度

大阪府下では、福祉サービス第三者評価について「5年に一度の受審」が原則として推奨されています。受審には数十万円の費用がかかりますが、大阪では施設側の金銭的負担を軽減するための手厚いサポート体制が整っているのが特徴です。

大阪府の受審加算: 第三者評価を受審することで、運営費に反映される受審加算(約15万円)が付与されます。

大阪市の補助金制度: 大阪市ではさらに手厚く、最大60万円までの補助金制度が整備されています。ちなみに大阪市での補助金申請は、キントーン(kintone)上で行う仕組みが導入されており、手続きのデジタル化・効率化が進んでいます。

このように費用面のハードルが低いため、大阪の保育施設にとっては非常に取り組みやすい環境が整っています。まずは自園が対象となる自治体の補助制度を確認することをおすすめします。

後悔しない!大阪で第三者評価機関を選ぶ「3つの比較ポイント」


実際に受けてみないと質が分かりにくい第三者評価だからこそ、以下の3つの視点を持って評価機関を比較・検討することが大切です。

評価者の専門性(現場理解):

元園長や元保育士など、保育現場のリアルな文脈を熟知した調査員が在籍しているか。現場に寄り添った評価をしてくれるかが重要です。介護や障害の分野が得意な評価機関に依頼をしてしまうと、あまり保育のことがわかっていない、といったケースも多いです。

伴走・サポート体制:

事前の書類準備のアドバイスから、評価後までしっかりと伴走してくれるか。拠点が大阪にある会社であれば、大阪府や大阪市の加算や補助にも詳しく、何かあれば駆けつけてくれる等、サポートをしっかりしてくれるでしょう。

しっかりとした実績:

実は小規模・零細な評価機関も多く、数年後にもう一度受審をしようと思っても、その時には廃業してしまっているというケースも多いです。評価実績がしっかりとあるか、資本力はあるか、なども大事なポイントです。

大阪の第三者評価機関を3つピックアップ

そこで、大阪市にある、保育(児童福祉分野)のみを実施している第三者評価機関のうち、2025年7月から2026年6月までに公表された第三者評価の件数の多い上位3社をピックアップしてみました。(出典:WAMNET 福祉サービス評価情報ページより26年6月26日時点の情報を基に算出)

もちろん、会社の所在地や、評価件数が全てではないですが、児童福祉分野に特化していて、地元に拠点があり、実績のある評価機関というのは安心ですね。

①保育第三者評価株式会社

保育第三者評価株式会社は、保育現場を深く理解した評価者が、伴走してしっかりと第三者評価をしてくれる会社です。

名前の通り、保育園の第三者評価に特化している会社です。現場の負担を減らす丁寧な事前説明や、受審後の具体的な改善に向けたアフターフォローも安心です。

②特定非営利活動法人ここのば

大阪市にある「NPO法人ここのば」は、2023年8月に設立された、発達障がいのある方とその家族を支援する専門的な支援団体です。

③株式会社イムア

こどもの未来と笑顔のために、児発・放デイコンサルティング等も行っている2023年4月に設立された大阪市にある会社です。

第三者評価って何をするの?受審の基本的な5ステップ

初めて受審を検討する園向けに、一般的な第三者評価の流れを簡単に整理しておきます。一度受けて終わりではなく、「園をより良くしていくためのサイクル」を作るのが本来の目的です。

  1. 申し込み・契約: 自園のニーズに合った評価機関を選定し、申し込みます。
  2. 自己評価・アンケートの実施: 職員による自己評価や、保護者アンケート(満足度や要望の把握)を行います。
  3. 訪問調査: 外部の評価者が実際に園を訪問し、現場の観察や職員へのヒアリングを行います。
  4. 報告書の作成・公表: 園の「良い点」と「改善すべき点」が客観的にまとめられた報告書が作成され、WAMNETに公表されます。
  5. 改善計画の立案・実施: 第三者評価の結果をもとに、園で具体的な改善計画を立て、保育の質をさらに高めていきます。

まとめ

今回取り上げた上記3社以外の大阪の評価機関をご覧になりたい場合は、WAM NETや大阪府の第三者評価のWebサイトに掲載されています。

いろいろな観点で比較して、よい第三者評価の受審を検討してみるとよいでしょう。